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苓桂朮甘湯
今回は、39番の苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)です。 めまいやふらつきなどの症状に良く処方されるお薬です。 茯苓(ぶくりょう)、桂皮(けいひ)、蒼朮(そうじゅつ)または白朮(びゃくじゅつ)、甘草(かんぞう)の4種…
続きを読む当帰四逆加呉茱萸生姜湯
今回は、38番の当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)です。 この暑い時期には、ピンとこないかも知れませんが、寒さで、しもやけができる程に四肢が冷えてしまう時などに処方されるお薬です。 寒さと…
続きを読む半夏白朮天麻湯
NHKの連続テレビ小説「おかえりモネ」を見ています。 宮城県の気仙沼や登米を舞台に天気予報士を目指すヒロインをさわやかに描いたドラマです。 今後の展開がますます楽しみになってきました。 さて、天気予報士ではなくても、天気…
続きを読む木防已湯
勤務医時代は、救命救急部にも所属していましたので、心不全で搬送される患者さんを何人も診ていました。 急性の心不全は、息切れや動悸などの症状がに悪化し、急速に呼吸困難になります。 起坐呼吸といって、水平に寝ているよりも、座…
続きを読む四逆散
今回は、35番の四逆散(しぎゃくさん)です。 四逆とは、手足の冷えを意味します。 四逆散は、からだの内側には熱がこもっていても、うまく発散できず、四肢に熱が伝わらない状態を目標に処方されます。 構成生薬は、柴胡(さいこ)…
続きを読む白虎加人参湯
仙台の日差しも徐々に強くなってきました。 この時期は、身体が熱さに慣れていないため、熱中症のリスクが高くなります。 今回、紹介する34番の白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)は、軽い熱中症になった時に頼りになる漢方薬で…
続きを読む大黄牡丹皮湯
今回は、33番の大黄牡丹皮湯です。 比較的体力があって、便秘がちで下腹部に痛みがある方に処方するお薬です。 冬瓜子(とうがし)、桃仁(とうにん)、牡丹皮(ぼたんぴ)、大黄(だいおう)、芒硝(ぼうしょう)の5種類の生薬から…
続きを読む人参湯
今回は、32番の人参湯です。 体力がない方で、お腹が冷えて痛んだり、軟便になりやすい方に処方するお薬です。 人参(にんじん)、乾姜(かんきょう)、蒼朮(そうじゅつ)または白朮(びゃくじゅつ)、甘草(かんぞう)の4つの生薬…
続きを読む呉茱萸湯
今回は、31番の呉茱萸湯(ごしゅゆとう)です。 呉茱萸湯は、片頭痛によく処方されるお薬です。 特に、身体やお腹が冷えやすい女性で、発作的に頭痛や吐き気がある場合が良い適応となります。 呉茱萸(ごしゅゆ)、人参(にんじん)…
続きを読む真武湯
子供の頃、仮面ライダーが大好きでした。 宮城県が誇る偉大な漫画家の石ノ森章太郎先生が生んだヒーローです。 悪の秘密組織ショッカーによって改造された仮面ライダーが組織を裏切って正義の味方として戦う物語です。 仮面ライダー1…
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