今回は、45番の桂枝湯(けいしとう)です。 中国医学の古典の一つである「傷寒論(しょうかんろん)」の冒頭に登場する薬です。 傷寒論は、後漢の時代(西暦200年ころ)に張仲景という医師がまとめた急性の感染症を診るためのバイ…

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44番の漢方薬はないので、戦国時代の漢方医の曲直瀬道三(まなせどうさん)が書いた「切紙」の医師五十七ヶ条の続きです。 今回は、4つ目の「百病可察初受盛甚困危叓」という文を取り上げます。 百病(ひゃくびょう)、初受(はつじ…

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今回は、43番の六君子湯(りっくんしとう)です。 当院でも消化器症状のある方に良く処方しているお薬です。 6つの優れた生薬を君子になぞらえて命名されています。 すなわち、人参(にんじん)、蒼朮(そうじゅつ)または白朮(び…

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漢方薬の42番は欠番です。 さすがに、薬の番号としては縁起悪いですね。 久しぶりに戦国時代の漢方医である曲直瀬道三(まなせどうさん)の書いた「切紙」の医則五十七ヶ条を紹介します。 今回は、3番目の「必先可察患者肯信与惰猜…

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今回は、41番の補中益気湯(ほちゅうえっきとう)です。 倦怠感や食欲不振の治療でよく処方されるお薬です。 人参(にんじん)と黄耆(おうぎ)という体力や気力を補う生薬が含まれる参耆剤(じんぎざい)の代表的な漢方薬です。 黄…

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今回は、40番の猪苓湯(ちょれいとう)です。 血尿や残尿感などの泌尿器系のトラブルに良く使われるお薬ですが、下痢、血便などの消化器症状にも適応があります。 猪苓(ちょれい)、茯苓(ぶくりょう)、沢瀉(たくしゃ)、阿膠(あ…

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今回は、39番の苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)です。 めまいやふらつきなどの症状に良く処方されるお薬です。 茯苓(ぶくりょう)、桂皮(けいひ)、蒼朮(そうじゅつ)または白朮(びゃくじゅつ)、甘草(かんぞう)の4種…

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今回は、38番の当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)です。 この暑い時期には、ピンとこないかも知れませんが、寒さで、しもやけができる程に四肢が冷えてしまう時などに処方されるお薬です。 寒さと…

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NHKの連続テレビ小説「おかえりモネ」を見ています。 宮城県の気仙沼や登米を舞台に天気予報士を目指すヒロインをさわやかに描いたドラマです。 今後の展開がますます楽しみになってきました。 さて、天気予報士ではなくても、天気…

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勤務医時代は、救命救急部にも所属していましたので、心不全で搬送される患者さんを何人も診ていました。 急性の心不全は、息切れや動悸などの症状がに悪化し、急速に呼吸困難になります。 起坐呼吸といって、水平に寝ているよりも、座…

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