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治打撲一方
今回は、89番の治打撲一方(ぢだぼくいっぽう)です。 打撲による痛みや腫れに保険適応のある漢方薬です。 全部で7種類の生薬で構成されています。 川芎(せんきゅう)は、血のめぐりを改善させる働きがあります。 樸樕(ぼくそく…
続きを読む二朮湯
今回は、88番の二朮湯(にじゅつとう)です。 五十肩に保険適応のある漢方薬です。 全部で12種類の生薬で構成されています。 まず、半夏(はんげ)、生姜(しょうきょう)、茯苓(ぶくりょう)、陳皮(ちんぴ)、甘草(かんぞう)…
続きを読む六味丸
今回は、87番の六味丸(ろくみがん)です。 地黄(じおう)、山茱萸(さんしゅゆ)、山薬(さんやく)、沢瀉(たくしゃ)、茯苓(ぶくりょう)、牡丹皮(ぼらんび)の6種類の生薬で構成されます。 地黄、山茱萸、山薬は、いずれも強…
続きを読む当帰飲子
今回は86番の当帰飲子(とうきいんし)です。 冷え性の方が、皮膚がかさかさに乾燥してかゆみを訴える時などに使用されるお薬です。 全部で10種類の生薬で構成されています。 まず、当帰(とうき)、川芎(せんきゅう)、芍薬(し…
続きを読む神秘湯
今回は、85番の神秘湯(しんぴとう)です。 小児喘息や気管支喘息、気管支炎に効能があるお薬です。 感冒などの感染症の後に咳が長引いて呼吸が苦しい時などにも処方されます。 全部で7種類の生薬で構成されています。 麻黄(まお…
続きを読む大黄甘草湯
今回は、84番の大黄甘草湯(だいおうかんぞうとう)です。 便秘に広く用いられるお薬です。 大黄(だいおう)と甘草(かんぞう)のみのシンプルな構成です。 大黄は、強い緩下作用を持つ生薬で、中心成分は、西洋薬にもあるセンノシ…
続きを読む抑肝散加陳皮半夏
今回は、83番の抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)です。 この漢方薬は、江戸時代に大阪で活躍した漢方医の北山友松子(きたやまゆうしょうし)が考案したと伝えられています。 54番の抑肝散に81番の二陳湯の構成生…
続きを読む桂枝人参湯
今回は、82番の桂枝人参湯(けいしにんじんとう)です。 胃腸の弱い方の頭痛、動悸、慢性胃腸炎などに効能のある漢方薬です。 全部で5種類の生薬で構成されています。 人参(にんじん)、蒼朮(そうじゅつ)または白朮(びゃくじゅ…
続きを読む二陳湯
今回は、81番の二陳湯(にちんとう)です。 悪心、嘔吐に適応のある漢方薬です。 半夏(はんげ)、生姜(しょうきょう)、茯苓(ぶくりょう)、陳皮(ちんぴ)、甘草(かんぞう)の5種類の生薬で構成されています。 半夏、生姜、茯…
続きを読む柴胡清肝湯
今回は、80番の柴胡清肝湯(さいこせいかんとう)です。 保険適応病名は、かんの強い傾向のある小児の神経症、慢性扁桃炎、湿疹となっています。 全部で14種類の生薬で構成されています。 黄芩(おうごん)、黄連(おうれん)、黄…
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