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小柴胡湯
気が付けばJリーグも佳境に入っていました。 わがベガルタ仙台はなかなか調子が上がっていませんね。 あきらめずに応援していきたいです。 さて今回は、9番小柴胡湯です。 風邪などの感染症が長引き、微熱や咳、嘔気…
続きを読む大柴胡湯
今回は、8番大柴胡湯です。 8番から12番は柴胡(さいこ)という生薬の入っており、いわゆる柴胡剤と呼ばれるシリーズです。 柴胡はセリ科のミシマサイコの根を乾燥させたものを原料とする生薬です。 両側の胸部から…
続きを読む八味地黄丸
今回は、7番の八味地黄丸です。 足腰の痛みやしびれ、頻尿などの尿のトラブルに効く薬です。 構成生薬は、地黄(じおう)、山茱萸(さんしゅゆ)、山薬(さんやく)、沢潟(たくしゃ)、扶苓(ぶくりょう)、牡丹皮(ぼたんび)、桂皮…
続きを読む十味敗毒湯
今回は、6番の十味敗毒湯です。 ニキビや皮膚炎によく使われています。 江戸時代中期に活躍した医師の華岡青洲が考えた処方です。 華岡青洲は、日本ではじめて全身麻酔をしながら乳がんの手術をした医師として有名です。 その妻は、…
続きを読む安中散
今回は、5番の安中散です。 こちらも市販薬になっている漢方薬です。 そのまま安中散という名前の市販薬もありますが、その他にも ・武田漢方胃腸薬A ・大正漢方胃腸薬=安中散+芍薬甘草湯(腹痛に効果のある処方) ・太田胃酸 …
続きを読む切紙~慈仁
漢方薬の番号で4番はありません。 縁起が悪いとして避けたようです。日本的ですね。 漢方薬の番号はメーカーによってそれぞれです。 漢方薬の「製品番号」その意味は? 当ブログでは、ツムラさんの番号…
続きを読む乙字湯
今回は、3番の乙字湯です。 市販薬にもなっている痔の薬です。 乙字湯は、当帰(とうき)、柴胡(さいこ)、黄芩(おうごん)、甘草(かんぞう)、升麻(しょうま)、大黄(だいおう)の生薬で構成される処方です。 血のめぐりを良く…
続きを読む葛根湯加川芎辛夷
今回は、2番 葛根湯加川芎辛夷です。 まず漢字が難しいですね。 「かっこんとうかせんきゅうしんい」と読みます。 漢方薬は、○○○加△△というのが良くありますが、これは○○○に△△という生薬を加えたという意味です。 葛根湯…
続きを読む葛根湯
今回から漢方の処方をまとめていきます。 漢方薬の名前は、漢字ばかりで読み方も難しいですね。 番号で覚えている方も多いと思います。 そこで、わかりやすいように番号順で勉強していきたいと思います。 まずは1番 葛根湯です。 …
続きを読むきりがみ~漢方認定医を目指して~
ホームページのリニューアルを機会にブログを始めました。 テーマは漢方です。 きりがみ(切紙)は、戦国時代に活躍した医師の曲直瀬道三が、医学の初心者向けに書いた著書の名前です。 曲…
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