今回は、2番 葛根湯加川芎辛夷です。

まず漢字が難しいですね。

「かっこんとうかせんきゅうしんい」と読みます。

漢方薬は、○○○加△△というのが良くありますが、これは○○○に△△という生薬を加えたという意味です。

葛根湯に川芎と辛夷を加えたのが葛根湯加川芎辛夷です。

 

川芎は、セリ科の植物の根で、末梢血管の血のめぐりを良くする働きがあります。

 

辛夷は、和名がコブシで、日本の辛夷はコブシの仲間のタムシバの花の蕾を生薬の原料として使います。

鼻の粘膜のむくみをとって鼻の通りを良くする働きがあります。

 

タムシバ

 

コブシの蕾については、ネットで面白い記事を見つけました。

引用:コブシ つぼみが北を向くわけ →https://ameblo.jp/kawasemi2030/entry-12130455301.html

 

蕾が開くのに水分を吸収するのですね。

もしかしたら、昔の人は、こんな自然現象を見て薬にして飲めば鼻水が良くなるんじゃないかとと思って試したのかもしれないと思いました。

 

「蕾」といえば、コブクロの名曲を思い浮かべますね。

作詞した小渕健太郎さんが、亡くなったお母さんを思って書いたと言われていますが、何の花の蕾だったのでしょうか。

コブシやタムシバの蕾ではないと思いますが。

 

まとめます。

葛根湯加川芎辛夷は、葛根湯の効能に加えて鼻づまりの症状にも効果がある薬です。

体力のある方の慢性副鼻腔炎では、少し長めに処方する事もあります。

 

参考: 活用自在の処方解説 秋葉哲生

漢方診療のレッスン 花輪壽彦

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