桂枝茯苓丸加薏苡仁
今回は、125番の桂枝茯苓丸加薏苡仁(けいしぶくりょうがんかよくいにん)です。
効能・効果は、比較的体力があり、ときに下腹部痛、肩こり、頭重、めまい、のぼせて足冷えなどを訴える方の月経不順、血の道症、にきび、しみ、手足のあれとなっています。
こちらは、25番の桂枝茯苓丸に、薏苡仁(よくいにん)という生薬が加わった処方です。
薏苡仁は、熱を冷まし、膿を排出して皮膚症状を抑える効果があります。
この漢方薬は、薏苡仁を除けば、桂枝茯苓丸よりもそれぞれ薬味量が1gずつ増量されているのも特徴となっています。

薏苡仁は、イネ科のハトムギの実を黒い皮を取り除いた種が原料の生薬です。
清熱作用、排膿作用があり、単独では、肌荒れやニキビ、水いぼなどに使用されます。

ハトムギの実
参考:活用自在の処方解説 秋葉哲生著
漢方診療ハンドブック 桑木崇秀著
よくわかる漢方処方の服薬指導 雨谷栄・糸数七重著
漢方診療のレッスン 花輪壽彦著
